トライステージ Research Memo(8):中期経営計画を見直し、既存事業の再成長を新戦略に掲げる

公開日: : 注目トピックス 日本株

■成長戦略

(1)中期経営計画の見直しについて

トライステージ<2178>は今回、2015年2月期を最終年度とする中期経営計画の見直しを同時に行った。従来は連結売上高で45,000百万円(既存事業33,000百万円+新規事業12,000百万円)を目指していたが、今回これを40,000百万円に修正した(既存事業約36,000百万円+新規事業約4,000百万円)。既存事業に関しては約36,000百万円と増えているが、このうち約8,000百万円はMCCの売上高(前回は新規事業に含めていた)であり、実質の既存事業は33,000百万円から28,000百万円に下方修正されたことになる。

前述したように、インターネット通販市場の拡大や同社主要顧客の低迷などにより、ダイレクトマーケティング支援事業の売上高が想定を下回っていることが主因だ。このため、同社では今回、成長戦略施策として「既存事業の再成長」を新たに掲げた。また、新規事業の約4,000百万円に関しては、M&Aなどを想定しているが、現段階で具体的に決まっている案件はない。対象としては、既存事業とのシナジー効果が見込める案件を検討している。例えば、商品力の強化につながる番組制作会社や販売力の強化につながる広告代理店などが候補先として挙げられよう。なお、今回は新たにROEやEBITDA(利払い・税金・償却前利益)など資本効率を意識した経営を行っていくことを明示している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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