後場に注目すべき3つのポイント~東レ、JX、三菱重などが後場決算を発表予定

公開日: : 注目トピックス 市況・概況

6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ソフトバンクを睨みながらの相場展開
・ドル・円は101円41銭付近、一部投資家はドル買いの水準を再検討か
・東レ<3402>、JX<5020>、三菱重<7011>などが後場決算を発表予定

■ソフトバンクを睨みながらの相場展開

日経平均は小幅に続伸。42.29円高の14222.67円(出来高概算13億1000万株)で前場の取引を終えた。為替相場の落ち着きもあり、朝方は前日のリバウンドの流れが持続し、日経平均は寄り付き直後に14300円を回復する局面をみせた。しかし、週末の米雇用統計のほか、春節明けの上海市場の動向を見極めたいとの模様眺めムードも強く、買い一巡後はこう着感の強い相場展開に。さらに上値の重さが次第に嫌気されるなか、一時14164.95円と下げに転じる局面もみられた。ただ、前引けにかけては日銀の岩田副総裁の発言などが伝わると、再びプラスレンジを回復していた。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が日経平均をけん引。構成銘柄の過半数が下げている状況であり、この2銘柄が日経平均を左右している格好である。セクターではパルプ紙、情報通信、卸売、精密機器、保険などが堅調。一方で、海運、その他製品、ゴム製品、医薬品、銀行などが冴えない。

ソフトバンク<9984>が一時7318円まで上昇した後に7130円まで失速、前引けにかけて再び切り返すなど、強弱感が対立。これに先物市場なども影響を受けているように映る。後場も引き続き同社を睨みながらの相場展開となろう。

米景気の先行き不安や雇用統計の結果、春節明けの上海の動向や新興国通貨の行方など、警戒感は根強い。しかし、ソフトバンクが強含みで推移するようだと、日経平均の底堅さが意識されることになり、目先筋のショートカバーを誘う展開もありそうだ。ただし、全体としては押し目買いによるリバウンド狙いとみられ、大引けにかけてのポジション調整には注意したい。

■ドル・円は101円41銭付近、一部投資家はドル買いの水準を再検討か

ドル・円は101円41銭付近で推移。ドル・円は一時101円33銭まで売られた。日経平均株価の上げ幅縮小が意識されており、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制されている。投機的な円買い・米ドル売りのフローは特に確認されていないが、日経平均株価が伸び悩んでいることから、一部の投資家はドル買いを実行する水準を再検討しているもよう。

市場参加者の間では、7日に発表される1月の米雇用統計がやや弱い内容になるとの思惑が浮上している。天候不順の影響が一部で残されていることや12月の数字が上方修正されるかどうかはっきりしないことなどが意識されているようだ。

12時15分時点のドル・円は101円41銭、ユーロ・円は137円21銭、ポンド・円は165円38銭、豪ドル・円は90円89銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・米国1月雇用統計を明日7日に控え、日経平均は様子見ムード優勢に
・中小型株は需給悪化による戻り売り圧力が上値を抑制、引けにかけての動向を注視
・東レ<3402>、JX<5020>、三菱重<7011>などが後場決算を発表予定

☆後場の決算発表予定銘柄一覧☆

■13時00分

<1737>三井エンジ
<3402>東レ
<4203>住友ベ
<4401>ADEKA
<4635>東インキ
<5020>JX
<5344>MARUWA
<6381>アネスト岩田
<7011>三菱重
<7105>ニチユ三菱
<7231>トピー
<7467>萩原電気
<7955>クリナップ
<8037>カメイ
<8065>佐藤商
<9113>乾汽船

■14時00分

<1728>ミサワ中国
<1801>大成建
<1965>テクノ菱和
<3877>中越パル
<4007>日化成
<4117>川崎化
<4521>科研薬
<4694>BML
<6151>日東工器
<6982>リード
<6996>ニチコン
<7538>大水
<7619>田中商事
<7919>野崎印
<7990>グローブライ
<8252>丸井G
<8593>三菱Uリース
<9537>北陸ガス

※上記スケジュールは予定となっており、発表日時が変更になる場合がございます。

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 30年国債入札の結果発表
14:00 岩田日銀副総裁会見
16:00 菅官房長官、定例記者会見

<KO>

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