ソフトクリエH Research Memo(2):ECソリューション事業を中心にSIや物品販売など展開

公開日: : 注目トピックス 日本株

■会社概要

(1)会社沿革

ソフトクリエイトホールディングス<3371>の歴史は、1969年8月の「白坂産業有限会社」の設立に遡る。しかし、現在の情報通信企業としての歴史は1983年5月、渋谷にパソコンショップ「ソフトクリエイト」を開店したところから始まる。

当初はパソコンショップの多店舗展開を志向し、ピーク時には7店舗を展開するまでになった。しかし、1990年代半ばに「Windows95」が登場し、家電量販店が本格的に取り扱うようになると、パソコンは急速に家電化した。そうした潮流のなかで、同社はパソコンショップでのリテール事業から、法人向けとインターネット通販へと、大きく事業のかじを切った。自前でネット通販サイトを開設したが、これは短期間に大きな成功を収めることとなった。このノウハウが、現在のECソリューション事業の基礎となっている。

同社のもう1つの事業の流れとして、システムインテグレーション(SI)がある。同社は1983年のパソコンショップ開店当初から、自社ソフトウエアの開発を志向しており、1985年には受託開発系のSIサービスを開始した。前述のように1990年代半ばに法人需要強化にかじを切ったことは、必然的にSI事業の強化となり、今日に至っている。

証券市場には2005年、大証ヘラクレスに上場した。その後2008年に東証2部上場し、2011年に東証1部に指定替えとなった。

(2)事業内容

同社は2012年10月に持ち株会社制に移行した。持ち株会社の下に、ecbeing(イーシービーイング)、ソフトクリエイト、エイトレッドの3社が事業会社として連なっている構図だ。

同社の事業部門は、ECソリューション事業、システムインテグレーション(SI)事業、物品販売事業の3つから成り立っている。3事業会社の事業内容は、ecbeingがECソリューション事業、ソフトクリエイトとエイトレッドがSI事業を、それぞれ手掛けている。エイトレッドはワークフローソフトウエアの開発に特化しており、SI事業のうちネットワーク構築などの領域はソフトクリエイトが担当だ。また、ソフトクリエイトのSI事業に付随するハード(パソコン、サーバーや周辺機器など)/ソフトの販売を切り出したのが、物品販売事業という形になっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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