ビーエスピーResearch Memo(9):事業構造変革への着手で売上高は計画上振れも利益は下回る予想
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注目トピックス 日本株
■成長戦略と進捗
(1)中期経営計画の進捗
ビーエスピー<3800>は、2015年3月期を最終年度とする中期経営計画を進めてきた。顧客のIT部門の自動化、効率化を推進することで業務変革に貢献する「運用レス2.0」を事業コンセプトに掲げ、2015年3月期の売上高5,000百万円、営業利益1,800百万円(営業利益率36.0%)を目標としてきた。しかしながら、環境変化への早期対応を図るために事業構造変革に着手したことにより、売上高については、ビーコンITの連結化も寄与して大幅に計画を上回る可能性が高いものの、利益面ではプロダクト事業(現システム運用事業の一部)の進捗の遅れや利益率の低いビーコンITの連結化により中期経営計画を下回る予想となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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