注目銘柄ダイジェスト(前場):gumi、東京電力、JTなど

公開日: : 注目トピックス 日本株

gumi<3903>:3255円
本日新規上場。公開価格3300円と同値の初値をつけ、いったん下げ幅を広げたものの、その後は下げ渋る展開に。12月のIPO銘柄の中でも抜群の知名度を誇っているが、公開規模の大きさやVCの保有比率の高さなどがネックとなり、落ち着いた初値形成となった。野村では、実績を伴った海外展開力、パブリッシング事業の安定成長、強力なパイプラインと有力企業とのパートナーシップなどを強みと評価。今期営業利益は会社計画13.3億円に対して19.6億円と予想しているようだ。

東京電力<9501>:450円(前日比+20円)
大幅続伸。前日にこれまで未定としていた通期業績見通しを発表している。経常利益は前期比2.2倍の2270億円、先の観測報道では2000億円弱を確保できる見通しとされていたが、同水準も上回る格好となっている。人件費圧縮などによるコストの引き下げが奏効する形に。高浜原発が安全審査をクリアするなど、政府の電力政策に対する期待感なども支援材料に。

JT<2914>:3248.5円(同+141.5円)
大幅反発。ロシアルーブルが急反発、ルーブル安に伴う業績懸念から、株価の調整が足元で強まっていたため、買い安心材料へとつながっているようだ。ロシアでは、政策金利を10.5%から17%へ大幅に引き上げたことに続き、70億ドル規模の外貨売り介入を実施したことを明らかにしている。さらに、銀行資本増強に関する措置を講じる方向で準備していることも発表。

ライト工業<1926>:1007円(同+65円)
急反発。いちよしがレーティングを新規に「A」、フェアバリューを1400円としていることが評価材料視されている。新設道路工事の復活によって、収益性の高い地盤改良工事や法面工事が増加、完成工事総利益率はゼネコン各社のなかでトップクラスを誇っていると指摘。選別受注で収益性を高めており、依然として中期的な成長余地を有すると判断している。なお、リニア着工による大規模な地盤改良工事の増加で恩恵を受ける期待とも。

オンワードHD<8016>:698円(同-36円)
売り優勢。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を新規に「アンダーウェイト」、目標株価を600円としている。従来の拡大主義が臨界点に近づきつつあるとの見方。秋冬の需要減が厳しく、今年度営業利益は会社計画を16%下回るとみているもよう。第3四半期に通期ガイダンス下方修正の可能性があるとみているようだ。また、欧州事業の減損リスクも内在と指摘。

ITM<2148>:850円(同+35円)
一時ストップ高。リクルートHD<6098>より法人向けIT製品選定サービスであるキーマンズネット事業を譲受けると発表。事業譲受けにより、会員数27万人のTechTarget ジャパンと33万人のキーマンズネットを統合的に運営することで、顧客の要求に応えることが可能となり、法人向けIT製品選定サービスでNo.1のシェアを実現するとのこと。業容拡大への期待感から買いが殺到した格好に。

アイフラッグ<2759>:79円(同+21円)
上げ目立つ。医療機関向けに特化したITソリューション事業を展開しているアエル社が実施する第三者割当増資を引受け、同社を子会社化すると発表している。新たな販路の獲得・商材及びサービスの拡充を図ることで、企業として競争力をさらに高めることができるとのこと。業容拡大への期待感や、株価が100円未満の超低位銘柄だったことなどから短期資金が集中する格好に。

今村証券<7175>:2000円(同+350円)
一時ストップ高。先週からIPOラッシュを迎えているなか、昨日上場を果たした同社に短期資金が向かっている様子。昨日は初値1720円を割り込んで取引を終えたが、本日は寄付きから買い優勢の展開となっており賑わっている。一方、今村証券と同日上場したフルッタフルッタ<2586>は、本日も売り優勢と厳しい展開に。

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