中小型株や出遅れ感の強い材料株などに資金シフトしやすく【クロージング】

公開日: : 注目トピックス 市況・概況

6日の日経平均は6営業日ぶりに反落し、144.84円安の16792.48円(出来高概算31億8000万株)で取引を終えた。NYダウの最高値更新や為替の円安基調、トヨタ<7203>の上方修正が好感され、買い先行の展開に。また、昨日2%超の下落となっていたソフトバンク<9984>の切り返しも日経平均をけん引する格好となり、寄り付き直後には一時17000円を回復する局面をみせた。

ただし、過熱警戒感もくすぶるなか、買い一巡後は17000円を挟んでの膠着。後場寄り付き直後には円相場が1ドル115円台に乗せたことを手掛かりに17045.94円まで上げ幅を拡大させたが、その直後に急速に失速し、16700円台前半まで押している。円相場についても1ドル114円台前半まで円高に振れるなど、ボラティリティの大きい相場展開だった。

もっとも、レンジとしては直近の急伸部分の価格レンジ内であり、地合いが悪化したと見る向きはないだろう。前場段階でプラス圏となり、後場は日銀によるETF買入れは無いとみた向きの短期的な売り仕掛けもあったと考えられる。

なお、日経平均の失速を受けて、中小型株などに一気に値を消す動きもみられたが、売り一巡後は再び買い直されるなど、良好な需給状況も窺える。最近の強い相場により個人の投資余力は拡大していると考えられるほか、急ピッチの上昇に対する調整局面での押し目買い意欲は強いだろう。調整が長期化していた材料株への見直しに動く余裕もありそうだ。

日経平均は高値圏でのボラティリティの大きい相場展開が続きそうな気配だが、それ故に個人主体の中小型株や出遅れ感の強い材料株などに資金がシフトしやすくなろう。

<KO>

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