注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、楽天、ミクシィなど

公開日: : 注目トピックス 日本株

トヨタ<7203>:6890円(前日比+82円)
買い先行。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は6592億円となり、前年同期比11.3%増益、市場予想の6400-6500億円程度とほぼ同水準での着地となった。また、通期予想は従来の2兆3000億円から2兆5000億円に上方修正している。上方修正も想定線であり、決算数値に対するインパクトは限定的であるが、上半期の増配、同業大手との比較での底堅さなどは評価対象に。株主還元の原資拡大などを今後の期待材料と捉える声も。

楽天<4755>:1427.5円(同+146.5円)
急伸。前日に発表した第3四半期の決算内容が評価材料視されている。7-9月期営業利益は283億円で前年同期比21%増益、市場予想は260億円程度であったと見られ、想定以上の好決算となっている。第3四半期累計でも増益に転じている。相次ぐ大型M&A展開などで、業績への警戒感が高まっていた面もあったため、大幅な上振れ着地がサプライズにもつながる格好のようだ。UBSでは、「Viber再評価」は同社株価を考える上での大きなカタリスト候補になるなどとして、あらためて2015年に向けたセクタートップピックと評価。

カカクコム<2371>:1677円(同+123円)
急伸。前日の前引け後に決算を発表している。営業利益は前年同期比11.1%増益の72.2億円、従来予想の69.5億円を上振れる着地となったが、市場予想の範囲内であり、昨日の株価の反応は限定的であった。ただ、懸念されていた「食べログ」の店舗会員数の鈍化は一時的な要因であり、足元で回復傾向が確認できたことなどを評価する動きも強まっているようだ。株価が安値圏にあったことから、ショートカバーの動きなどが集まっているとも観測。

ジャックス<8584>:627円(同-54円)
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は64.7億円で前年同期比6.7%増益、従来予想の54億円を上振れる着地に。また、通期予想を123億円から131億円に上方修正している。年間配当金も従来計画の12円から14円に増配している。ただ、第1四半期は2ケタ増益であったため業績の上振れは想定線、短期的な出尽し感などが強まる状況となっているもよう。足元では金融緩和メリット銘柄として上昇ピッチも速まっていた。

森永製菓<2201>:258円(同+23円)
急伸で年初来高値を更新。前日に発表した上半期決算がポジティブインパクトにつながる格好へ。上半期営業利益は22.7億円で前年同期比8.3%増益、従来予想の5億円を大幅に上振れ。通期予想を35.5億円から43億円に上方修正している。食料品製造事業の伸長、費用発生の後ずれなどが上振れの背景に。保守的な見通しとの見方はあったが、第1四半期は2ケタ営業減益であったことから、ストレートに好反応を強める形となっている。

JIA<7172>:12790円(同+2610円)
大幅続伸。買い気配からのスタートで10月30日の高値(10540円)を大きく上回ると、その後も上げ幅を拡大する展開となっている。10月30日に発表された第3四半期決算を受けて調整する場面もあったが、航空機リース事業拡大への期待感は強く、短期資金を巻き込んで上値追いの動きを強めている。

ミクシィ<2121>:6780円(同+540円)
4日続伸で6500円台乗せを試す展開となっている。7日の取引時間終了後に上期(4-9月)決算発表を予定しており、業績上振れを期待する買いも多いようだ。なお、一部報道で上期営業利益は140億円前後との観測が伝えられている。

<KO>

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