注目銘柄ダイジェスト(前場):NTT、DeNA、サンデンなど

公開日: : 注目トピックス 日本株

NTT<9432>:6775円(前日比+204円)
急反発。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は2980億円で前年同期比14.6%減益となった。市場コンセンサスは下振れた格好だが、NTTドコモ<9437>の下振れが影響していると見られ、足元では織り込まれていた印象も。会社計画線では推移しているようだ。また、NTTドコモが自社株の公開買付を行うと発表、同社は3000億円相当を応じるとしている。資金流入に伴って、同社の自社株買いが強化されてくるとの見方になっているようだ。

DeNA<2432>:1201円(同-102円)
急落で年初来安値更新。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は70億円で前年同期比59%減益、会社計画の65億円は上回る着地で、ほぼ市場予想並みの水準となった。実績値にインパクトはないが、公表された第2四半期の予想では57億円で同62%減益の見通し。反転のタイミングが見えない形となっており、アク抜け期待なども高まらない状況に。

サンデン<6444>:622円(同+60円)
急伸。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながる。第1四半期営業利益は31億円となり、会社側の上半期計画25億円を超過する着地となっている。市場コンセンサスも20-25億円レベルであったとみられる。カーエアコン用コンプレッサー、冷凍・冷蔵ショーケースともに利益が上振れているようだ。業績予想は据え置きとしているが、収益体質の改善なども受けて、上振れの可能性は高いといった見方にも。

ゼンショーHD<7550>:922円(同-73円)
年初来安値を更新。前日に上半期・通期の業績予想下方修正を発表、通期営業利益は81億円で前年同期比49%減益、最終損益は42億円の黒字から14億円の赤字にそれぞれ下方修正へ。年間配当金も従来予想の16円から8円に引き下げ。「すき家」における一時的な営業休止の影響、深夜帯の一人勤務体制の解消に伴うコスト負担増などが業績下振れの背景に。

マーベラス<7844>:1437円(同-222円)
急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は6.5億円で前年同期比22.9%減益になった。期初の会社計画は2.7億円であったため、大幅に上振れる状況となっている。オンライン、コンシューマ事業、音楽映像事業ともに想定を上回る収益水準に。ただ、コロプラ<3668>が先に好決算を発表、同社も「ログレス」の好調推移が認識されていたことで、決算期待は過度に織り込まれる状況にもなっていたようだ。利食い売りが先行する格好に。

ブロッコリー<2706>:1141円(同-40円)
売り先行。スマホ向けゲームアプリ「うた☆プリアイランド」について、配信再開予定時期を10月から12月下旬へと先延ばししたことがネガティブ材料視されている。より精度の高いプログラミングと内容を目指し、より慎重なスケジューリングを再度行ったと。なお、通期業績に与える影響は精査中で、第3四半期での通期業績開示時に含めて開示する予定としている。

日本アクア<1429>:3840円(同+275円)
大幅反発。上期営業利益を2.2億円から5.2億円へ、最終利益を1.3億円から2.9億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。木造戸建分野において、想定を上回って受注が推移したことが背景。なお、先行きの事業環境が不透明な状況にあることなどから、通期の業績計画は従来予想を据え置いている。

イグニス<3689>:6470円(同+140円)
買い優勢。前日に第3四半期決算を発表し、13年10月-14年6月期営業利益は3.5億円で着地した。四半期ベースでは、4-6月期営業利益が2.2億円と順調に拡大していることが前向きに評価されている。無料ネイティブアプリのMAUが順調に積み上がっているほか、「だーぱんコレクション」など既存タイトルの無料ネイティブアプリから安定的な広告収入を確保したと。

エムティーアイ<9438>:921円(同-153円)
大幅反落。第3四半期決算と同時に、通期の営業利益見通しを18.0億円から24.0億円へと上方修正した。ただし、好決算期待を背景に株価は直近高値圏での推移が続いており、いったんは材料出尽くし感が意識される格好に。なお、第4四半期は、今秋に発売予定のiPhone 新モデルの影響による買い控えから新規入会者数が限定的と見込まれる一方、リアルアフィリエイト事業などが順調に推移する見込みと。

<KO>

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