概況からBRICsを知ろう~中国本土は反発、市場への資金流入期待が引き続き支援材料

公開日: : 注目トピックス 外国株

【ブラジル】ボベスパ指数 55829.41 -1.84%
7月31日のブラジル市場は5営業日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1048.56ポイント安(-1.84%)の55829.41で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは11、値下がり58、変わらず1と売りが優勢。素材を除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや消費財に売りが集中した。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅を急速に拡大させ、その後も安値圏でもみ合った。第3の貿易相手国であるアルゼンチンの債務問題が警戒され、リスク回避の売りが優勢となった。

【ロシア】MICEX指数 1379.61 -0.18%
7月31日のロシア市場は3日ぶりに小反落。主要指標のMICEX指数は前日比2.53ポイント安(-0.18%)の1379.61で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは21、値下がり28、変わらず1と売りが優勢となった。

堅調な値動きが続いた後は終盤にマイナス圏に転落した。欧米の対露追加制裁が改めて嫌気されたほか、アルゼンチンの債務問題も指数の足かせに。ズベルバンク(SBER)やガスプロム(GAZP)など米国制裁リストに組み込まれた銘柄に売りが継続した。

【インド】SENSEX指数 25894.97 -0.74%
7月31日のインドSENSEX指数は反落。こう着感の強い展開が続いた後は後半に下げ幅を急速に拡大させた。外国人投資家(FII)の売り加速が指数の足かせに。FIIはこの日、計165億4860万ルピー(約280億円)の株式を売り越した。また、翌1日にHSBCインド製造業購買担当者指数(PMI)のほか、米雇用統計も発表されるため、慎重ムードが継続した。国内では、主要食材であるトマトの価格高騰が続いていることがインフレ加速懸念を強めた。

【中国本土】上海総合指数 2201.56 +0.93%
7月31日の上海総合指数は反発。終値で昨年12月12日以来となる2200pt台回復を果たした。短期的な過熱感から利益確定売りが強まる中、前日終値近辺でのもみ合いを続けていたが、相場の底堅さを確認すると再び買いが優勢となった。地方政府レベルでの住宅購入制限の緩和が進んでいることに加え、市場への資金流入期待が引き続き支援材料。また、翌日に政府版の7月製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を控え、景気の先行きに楽観的な見通しが広がった。

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