注目銘柄ダイジェスト(前場):7&iHD、JVCケンウッド、VOYAGEなど

公開日: : 注目トピックス 日本株

7&iHD<3382>:4445円(前日比+87円)
買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は775億円で前年同期比5%増、セブンイレブンが2ケタ増益となり、けん引役となる格好に。先に観測報道が伝わっていたこともあり、市場予想との比較ではインパクトが乏しいものの、他社比較での業績の安定感の強さ、中心事業の収益力の高まりなどを評価する動きが優勢になっている。メリルリンチ(ML)では投資判断「バイ」継続で、目標株価を4600円から5000円に引き上げている。

JVCケンウッド<6632>:242円(同+17円)
急伸。ZMPが自動運転技術の開発用キット「アイザック」を開発したと報じられている。米インテルから出資を受けて開発した製品の第1弾になるようだ。18年には売上高100億円の事業を目指すとされている。同社はZMPと合弁会社を展開、資本提携関係にもあることで、買い材料へとつながっているようだ。なお、同社の他にも、パイオニア<6773>が大幅高となるなど、カーナビ関連の強い動きが本日も目立っている。

住友不動産<8830>:4387円(同+25円)
しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も4320円から5250円に引き上げている。法人税率の引き下げに伴い、純利益予想を上方修正しているようだ。また、日本橋駅上で「日本橋 2丁目ビル」を開発中であるが、都心のオフィス賃貸需給がタイト化してきたことから、高めの募集賃料で、時間をかけながら利益の極大化が追求されることになると期待しているもよう。なお、野村では、三井不動産<8801>や三菱地所<8802>の目標株価も引き上げている。

サンデン<6444>:603円(同+29円)
年初来高値更新。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を550円から630円に引き上げている。第1四半期営業利益は25億円を予想、上半期計画を達成すると見ているようだ。カーエアコンコンプレッサーの計画比超過、コンビニ向けショーケースの上振れなどが背景。通期予想は会社計画70億円に対して95億円まで上方修正しているもよう。

中山製鋼所<5408>:88円(同+6円)
急伸。同業他社との経営統合などを含めた提携に取り組む方針を明らかにしたと伝わっている。大阪製鐵<5449>や合同製鐵<5410>、共英製鋼<5440>などが候補になるとみられているようだ。再編プレミアム、提携による業容再建などを期待する動きが優勢に。また、第1四半期業績は目標を達成できたとの社長コメントなども安心感につながる。

アシックス<7936>:2241円(同-51円)
さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、売り材料へとつながっているようだ。目標株価は2500円としている。足元の業績は想定線で大きなサプライズはないが、今期営業利益は実質的には前年比微増益と踊り場感が出ると予想。ここまで株価は大きくアウトパフォームしており、フェアバリューに近づいたとの判断。

ファミリーマート<8028>:4335円(同-15円)
小幅安。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は90.2億円で前年同期比11%減益、上半期の増益計画に対して低調なスタートになっている。出店関連費用の拡大が減益決算の背景となり、市場予想などもやや下振れる状況と見られる。ただ、通期予想は据え置きなどネガティブなインパクトも限定的、売り急ぐような展開にもなっていない。

ザイン<6769>:1693円(同+179円)
大幅高。上期の営業損益を2.7億円の赤字から6400万円の黒字へ、通期の営業利益見通しを3.0億円から5.2億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。足元では複合機やアミューズメント市場向けを中心に、独自の高速インターフェース製品の出荷が好調。また、4Kテレビ向けなど利益率の高い製品にフォーカスを絞り、その出荷も堅調に推移しているようだ。

USEN<4842>:420円(同-21円)
売り先行。今期の営業利益見通しを87.0億円から95.0億円へ、最終利益見通しを50.0億円から60.0億円へとそれぞれ上方修正している。ただし、事前の観測報道でも同水準に上振れると報じられており、いったんは好材料出尽くし感が意識される格好に。なお、13年9月-14年5月期営業利益は、前年同期比21.9%増の82.1億円と大幅増益で着地。

ソフィアHD<6942>:228円(同+50円)
連日でストップ高。1日に、簡易株式交換によってジーンクエスト社を完全子会社化すると発表したことが材料視されている。ジーンクエスト社は、東京大学の研究者を中心に設立されたバイオベンチャー企業で、個人向け遺伝子解析サービスを主軸に事業展開。ジーンクエスト社の完全子会社化により、遺伝子解析事業を開始するもようで関心が続いている。

VOYAGE<3688>:4040円(同+280円)
連日で上場来高値更新。昨日は大引けにかけて急速に伸び悩んだものの、短期資金による物色が継続し需給面主導で上値追いの動きとなっている。本日はやや手掛かり材料が乏しい中で、値動きの軽い直近IPO銘柄への物色が続く格好に。なお、昨日は大株主であるサイバーエージ<4751>が、同社株23万7500株を売却したと発表している。

<KO>

本記事は株式会社フィスコから提供を受けています。
著作権は株式会社フィスコに帰属します。

関連記事

no image

マネパG Research Memo(10):FX取引の潜在的な成長余地は依然大きい

■中期展望と経営戦略 (1)FX市場の将来性 マネーパートナーズグループの中期展望を考える際、F

記事を読む

no image

日本トリムが急伸、ウォーターヘルスケア事業は堅調で評価余地が残るとの指摘

日本トリムが急伸。SMBC日興証券が投資判断を「B」から「A」に格上げ、見直しのきっかけにつながっ

記事を読む

no image

アイ・エス・ビー Research Memo(14):自己資本利益率は今後の一段の改善が望まれる

■財務分析と業績動向 (1)財務分析 アイ・エス・ビーの2013年12月期実績の自己資本利益率

記事を読む

no image

極洋 Research Memo(4):水産物の買い付け、販売、加工を展開、3国間取引も行う

■会社概要 (2)事業内容 ●水産商事 極洋の水産商事部門では、各種の水産物(主に南北凍魚、

記事を読む

no image

出来高変化率ランキング(9時台)~リプロセルなどiPS細胞関連に関心が向かう

リプロセルがランクイン。理化学研究所などが、世界で初めてiPS細胞を使った患者への移植を実施したこ

記事を読む

no image

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、石川製作所、安川電機など

シャープ:317円(前日比-11円) 売り先行。4-6月期の純損益は百数十億円の赤字になったもよう

記事を読む

no image

関東電化工業が年初来高値を更新、上値追いの動きが継続

関東電化工業が年初来高値を更新。決算発表後は上値追いの動きが継続する格好になっている。先週末には東

記事を読む

no image

注目銘柄ダイジェスト(前場):昭和シェル、日立造船、中外製薬など

昭和シェル:1281円(前日比+261円) 急伸。出光興産が同社の買収に向けて交渉に入ったと報じら

記事を読む

no image

アールテック・ウエノ—新薬の研究開発が順調に進展へ

アールテック・ウエノは12日、2015年3月期第1四半期(14年4-6月期)決算を発表。売上高は前年

記事を読む

no image

きちり—第3四半期売上高10.3%増、1部指定記念配2円50銭実施で年10円に増額修正へ

きちりは9日、2014年6月期第3四半期(2013年7月-2014年3月)決算を発表した。売上高は前

記事を読む

森永乳業—第2四半期は原材料価格上昇が響く、独自のビフィズス菌が肉食時の腸内環境変化の予防を確認

森永乳業は乳業大手であり、牛乳・乳飲料やヨーグルト、デザート、クリープ

エスプール—14年11月期営業益3.1倍、労働市場の需給逼迫で大幅超過

エスプールは14日、2014年11月期決算を発表。売上高が前期比23.

DTS—第三の柱の創出やグループ再編を加速

DTSは独立系の総合情報サービス企業。金融機関やNTT向けなど通信をは

東ソーは急反発、来期は9期ぶりに最高益更新との予想も

東ソーは急反発。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目

すかいらーくが上場来高値を更新、好業績観測報道を受けて安心感も

すかいらーくは買い優勢で上場来高値を更新。15年12月期純利益は前期

→もっと見る

PAGE TOP ↑