TOKAIHD—中期3カ年計画を策定、電力自由化が大きな転換期とし差別化戦略を推進(再送)

公開日: : 注目トピックス 日本株

TOKAIホールディングス<3167>は27日、2015年3月期から2017年3月期までの中期3カ年計画「Innovation Plan2016 “Growing”」を策定した。重点施策としては、顧客件数の積上げにより増収を継続し、収益力を回復。財務体質改善を進め経営の安定化を引き上げ。継続的かつ安定的な還元方針で株主に報いるとしている。

最終年度にあたる2017年3月期の計画値については、顧客件数が273万件(14年3月期実績252万件)、売上高が2095億円(同1890億円)、営業利益が126億円(同74億円)、一株利益が54.06円(同22.67円)、EBITDAが287億円(同249億円)、有利子負債が647億円(同858億円)、自己資本比率が28.6%(同21.6%)を目指す。

収益回復の主要な項目としては、外部から利益を獲得する「外部成長」と、内部の効率化により利益を生み出す「内部成長」を掲げている。「外部成長」に関しては、顧客基盤の拡大としてアクア事業、CATV事業など費用先行事業が回収時期となり11億円、情報サービス事業でのストックビジネス拡大で8億円、顧客基盤の獲得コスト減少で8億円を計画。「内部成長」ではアクア事業の生産効率向上、LPガスの配送等の効率化によるスケールメリットで16億円、償却負担減が9億円としており、3年間で合計52億円。

また、事業環境の変化として電力自由化が大きな転換期とし、他社に先駆けてセット販売による差別化を実現。主力のLPガスと通信サービスをセットで提供し、セット利用顧客には魅力的な特典を提供。今8月よりテストマーケティングを実施し、2017年からの電力自由化後は電力サービスも組み込む考えだ。

TOKAIホールディングス<3167>は、静岡を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2012年12月からはグループ横断の「TLC会員サービス」を開始。グループで抱える250万件以上のユーザーに対し、付加サービスの訴求と顧客の拡大を進めている。

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